
このページを読まれているあなたは多分、スマホで写真は撮るけれど、カメラは持っていないか、あるけどあまり触っていないのではないでしょうか。
カメラって、スイッチはいろいろあるし、機能がたくさんあって難しそうですもんね。
そんな見た目がとっつきにくいカメラですが、実はたくさんの機能を駆使しなくても、要点を少しおさえるだけでスマホよりいい写真を撮ることが出来ます。
スマホで写真を撮るのも楽しいけど、もっと上手に写真を撮りたい、カメラを使って魅力的な写真を自分でも撮ってみたいという方におすすめの本をご紹介します。
マンガで読みやすい、けれどコツもきちんと書いてある
「カメラはじめます」はマンガですので、読み進めるのは楽です。カメラの選び方から、使い方、これだけ覚えておけば大丈夫な3つのこと、上手く撮れるコツまでスルスルと読めます。
さて、タイトルで私「カメラを買う前に読みたい」と書きましたが、この本では決してカメラ選びのヒントをたくさん紹介しているわけではありません。
この本は、一人のカメラ初心者がカメラを買って、使い方を一生懸命覚えて、撮影に出かけたりしているうちに、少しずつうまくなる、というストーリーになっています。
なので、もしこれを読んであなたが共感できた、カメラでいい写真が撮りたい気分が少しでも出てきたら、あなたはカメラが好きになれる素質があります。それを見極めるにもちょうどいい本なんですね。
ちなみにカメラを持っている人も、写真を撮るのに覚えておきたい要素やコツを簡潔に紹介しているので、とても覚えやすいです。おすすめです。
カメラ初心者が上手になっていく「流れ」がわかる
今までの写真技術の本でわかりにくかったのは、実際に写真を撮るまでに説明が多くて、覚えるのに疲れてしまうという点がありました。
その点、この本ではまずカメラを使って、撮ってみて、困った点を学んで、また撮影してみる、という繰り返しになっているので、ストーリーに沿って無理なくステップアップできるようになっています。
2018年1月の発売以来、6万部以上出ているそうなので、このカテゴリーの本としては結構売れていると思います。カメラを学ぶ上で最初に買う本として、私もおすすめです。