愛機 α6000 のパーツが割れてしまって、気持ちが凹んでいるたけしです。こんにちは。
さて、今回もレンズのレビューです。前回「α6000シリーズに付けてみた!SAMYANG AF24mm F2.8 FE レビュー」に引き続き、フルサイズ用のレンズをAPS-C機に付けてみました。

SONY FE 28mm F2 (SEL28F20) はフルサイズ機に付けると標準的な広角レンズとして使えますが、APS-C 機に付けた場合は 35mm 換算の焦点距離で 42mm と、若干広角気味の標準レンズとして使えます。開放絞り F2 とまずまず明るく、日常使いによさそうな印象です。
こちらのレンズ、フルサイズ用ということで APS-C の α6000 シリーズにわざわざ買って付けようと思わないかもしれません。いくつかレビューを読んでいると、
- 歪曲収差がきつい(端が歪む)
- 光量落ちがある(端が暗い)
という指摘があります。ただ、α7 などフルサイズ機で使用した場合の話なので、APS-C ではレンズの端の方はあまり使わないはずなのと、
- (フルサイズ用レンズにしては)コンパクト
- 中古だと、気軽に入手できるお値段(2021/4/29 現在、3 万円台前半です)
ということで、試しに買って撮影することにしてみました。
作例
早速作例をあげてみます。

絞り開放ですが、なかなかボケ方はよいのではないでしょうか。写りのテイストが気持ち甘めなのが、このレンズの味なのかもしれません。花にはよいかも。

いやなボケ方はしていないと思いますが、いかがでしょうか。

こちら絞り F4 で、開放に比べると締まった印象ですね。42mm 換算なので、街歩き用標準レンズということで、付けっぱなしで持ち歩くといいのではないでしょうか。
まとめ
案の定、収差と周辺光量については APS-C 機だと個人的にあまり気にならないレベルかと思います。絞ればかっちり写りますが、元々このレンズの持つテイストは、最近多いカリッとシャープな感じではなく、ソフトな感じなのだろうと思います。柔らかくあたたかい感じを出すのに向いている気がします。