こんにちは。このブログの前の記事「これで撮ってます!私的撮影機材 2019-2020冬」で紹介した、SAMYANG AF24mm F2.8 FEをソニーのα6000に付けて撮ってみました。
おさらいすると、SAMYANG AF24mm F2.8 FEは韓国のレンズメーカー、サムヤンがソニーαフルサイズ機用に作った広角レンズです。実売3万円台半ばといったところです(2020/01/08現在)
α6000のセンサーサイズはAPS-Cですので、このレンズの焦点距離はフルサイズ(35mm)換算で36mmということになります。36mmというと一応広角ではありますが、標準寄りの準広角レンズということになると思います。
実際、α6000のボディにこのレンズを付けた感じを見てみましょう。

APS-C用レンズに比べるとフルサイズ対応レンズは胴が太い感じがしますが、このレンズは元々コンパクトなので見た目の収まりはいいです。
レンズの重さは93gととても軽量ですので、APS-C機のよさであるコンパクトさや軽さもそのまま活かせます。
作例をちょっとだけ

この冬は訪れが遅かったので、紅葉も遅くまで残っていましたね。画像はweb用に最適化してしまっていますが、描写は個人的にまずまずよいと思います。この辺りは好みもあるので、カリッとシャープな画が好みだと、少し甘く感じるかもしれません。

現像していて思ったのは、カラーバランスがアンバー(温調)になる傾向があるようです。このレンズでよく言われる周辺光量落ちについては、APS-C機を使っていることもあってそれほどは気になりません。
一応、絞りを開放(F2.8)にした写真と、F8に絞った写真を並べてみます。


F8にすると硬めでしっかりシャープな質感です。しかし、F2.8も悪くないように思います。実際開放値がF2.8くらい明るめだと、少し光が足りないところでも助かるシーンは多いです。
準広角、開放F2.8、軽量コンパクトで、散歩や旅行の撮影におすすめだと思います。
ざっくりまとめ
- レンズ本体が93gと軽量
- 実売3万円台半ばの値ごろ感
- やや硬め、少しシャープ、アンバー寄りな描写
- お散歩写真におすすめ
そのようなわけで、α6000シリーズをお持ちの方も、ぜひSAMYANG AF24mm F2.8 FEを一度お試しください。